【感染症】種類や症状一覧!予防と対策についてもわかりやすく解説!

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こんにちは!

高齢者がいる家庭では、感染症対策を徹底することが大切です。

感染症は誰もがかかりうるリスクがあり、特に免疫力の低下した高齢者にとっては重症化する可能性も高いため、家庭内での予防や対策が欠かせません。


今回は、
感染症の種類ごとの症状、予防策、そして発生した際の具体的な対応法をわかりやすく解説します。
(一覧表も参考にしてください)


日常生活で簡単に取り入れられる感染症対策のポイントをわかりやすく解説します。

この記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。


感染症予防の基本

家庭内での感染症対策には、
「病原体の排除」「感染経路の遮断」「宿主(人)の抵抗力強化」の3つの柱があります。

この基本を押さえたうえで、次に各感染症に合わせた予防・対策を見ていきましょう。


日常生活で取り入れる基本的な感染症予防策

日常生活での基本的な感染症予防策を確認し、感染リスクを抑えましょう。

手洗いの徹底
手洗いは感染予防の最も基本的な方法です。
食事前や外出からの帰宅時、介護を行った後など、石鹸と流水で20秒以上かけて手をしっかりと洗います。
特に指先、親指、手首を丁寧に洗うことがポイントです。

マスクの着用
飛沫感染を防ぐため、家族間で体調不良がある場合や外出する際には必ずマスクを着用し、鼻から顎までしっかり覆います。
感染リスクが高い場所ではN95マスクなど、より密閉性の高いマスクの使用も検討しましょう。

環境の清掃・消毒
ドアノブ、リモコン、テーブルなど、多くの人が触れる場所は定期的に消毒します。消毒にはアルコールや次亜塩素酸ナトリウム(ハイター薄め液)が効果的です。





流行しやすい感染症一覧

感染症名主な症状主な予防策
インフルエンザ38℃以上の発熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、全身倦怠感、咳、のどの痛みワクチン接種、手洗い、マスク着用、人混みを避ける、十分な休養と栄養
感染性胃腸炎(ノロ・ロタ等)嘔吐、下痢、腹痛、発熱手洗い、食品の加熱、調理器具の消毒、嘔吐物・排泄物の適切な処理
RSウイルス感染症発熱、鼻水、咳、呼吸困難、喘鳴(ゼイゼイ)手洗い、うがい、マスク着用、体調管理、十分な水分補給
ヒトメタニューモウイルス感染症発熱、鼻水、咳、呼吸困難、ゼイゼイ、肺炎手洗い、うがい、マスク着用、安静、水分補給
手足口病手・足・口の水疱性発疹、発熱、口内炎手洗い、排泄物の適切な処理、集団生活での感染対策
ヘルパンギーナ突然の高熱、口腔内の水疱・潰瘍、のどの痛み手洗い、うがい、タオルの共用を避ける
咽頭結膜熱(プール熱)発熱、のどの痛み、結膜炎(目の充血)、頭痛手洗い、タオルの共用を避ける、プール後のシャワー
みずぼうそう(水痘)発熱、水疱性発疹、かゆみワクチン接種、感染者との接触回避
麻疹(はしか)発熱、咳、鼻水、目の充血、発疹ワクチン接種、感染者との接触回避
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)発熱、耳下腺の腫れと痛みワクチン接種、感染者との接触回避
百日咳長引く咳発作、息苦しさ、発熱ワクチン接種、手洗い、マスク着用
新型コロナウイルス感染症発熱、咳、倦怠感、呼吸困難、味覚・嗅覚障害ワクチン接種、手洗い、マスク着用、換気、三密回避

感染症予防の共通ポイント

  • 手洗い・うがいの徹底
  • マスク着用(特に咳・くしゃみがある場合)
  • ワクチン接種(可能な疾患)
  • 十分な休養と栄養
  • 人混みや感染者との接触を避ける
  • 嘔吐物や排泄物の適切な処理と消毒
  • 調理器具やタオルの共用を避ける

  • 年齢や基礎疾患の有無によって重症化リスクが異なるため、特に乳幼児や高齢者、免疫力が低下している方は注意が必要です。
  • 感染症によっては流行時期が異なります(例:インフルエンザは冬、手足口病やヘルパンギーナは夏に多い)。




※この一覧表は、NHKや厚生労働省などの公的情報をもとに、主な流行感染症とその症状・予防策をまとめています。

感染症別の予防・対応策

特に高齢者がかかりやすい代表的な感染症について、予防策、対応方法、そしてそれぞれの症状について詳しく解説していきます。


新型コロナウイルス(COVID-19)

主な症状

  • 発熱
    37.5℃以上の発熱が多く、微熱が続くこともあります。

  • 呼吸器症状
    咳やのどの痛み、息苦しさが特徴的です。

  • 倦怠感
    全身のだるさや疲労感が出ることが多く、味覚や嗅覚の異常もみられます。

予防策

  • 手洗い・うがい
    外出先でのウイルス付着を防ぐため、帰宅後はしっかり手洗いやうがいを行います。

  • マスクの着用と3密の回避
    新型コロナウイルスは飛沫感染や接触感染によって広がるため、屋内ではマスクを着用し、密閉・密集・密接の「3密」を避けましょう。

  • ワクチン接種
    ワクチンは感染や重症化のリスクを低減させる効果があります。
    定期的な接種が推奨されます。

対応方法

  • 症状が出た場合
    発熱や倦怠感がある場合は、まずは医療機関に相談しましょう。
    陽性と診断された場合は保健所の指示に従い、指定された期間は自宅で隔離します。

  • 隔離時の注意点
    できるだけ個室で過ごし、他の家族との接触を最小限にします。
    換気をこまめに行い、空気の流れを確保しましょう。
    マスクや使用済みのティッシュは密閉袋に入れて廃棄し、手指の消毒を徹底します。

インフルエンザ

主な症状

  • 急激な高熱
    38℃以上の高熱が特徴的で、急激に熱が上がることが多いです。

  • 咳やのどの痛み
    呼吸器系の症状が現れやすく、体全体に痛みや倦怠感も生じます。

  • 筋肉痛
    体の節々が痛むことも多く、食欲不振を伴う場合もあります。

予防策

  • 予防接種
    毎年の予防接種がインフルエンザの予防に最も有効です。
    特に冬場に流行するため、秋のうちに接種を受けておくことが推奨されます。

  • 手洗い・うがい
    外出先でのウイルス付着を防ぐため、帰宅後はしっかり手洗いやうがいを行います。

対応方法

  • 症状が出た場合
    早期に医療機関を受診し、抗ウイルス薬を使用して重症化を防ぎます。
    特に高齢者は肺炎などの合併症のリスクがあるため、早めの受診が重要です。

  • 自宅療養時の注意
    高熱が続く場合は無理をせず、水分補給を心がけます。
    安静を保ち、体力の回復を図りましょう。


ノロウイルス

主な症状

  • 嘔吐と下痢
    ノロウイルスは胃腸炎の原因となり、突然の嘔吐や激しい下痢が特徴です。

  • 発熱
    微熱が出ることが多く、腹痛を伴うこともあります。

  • 脱水症状
    嘔吐と下痢によって水分が失われ、脱水症状が起きやすいです。

予防策

  • 徹底的な手洗い
    感染リスクを抑えるため、排泄物を扱った後や食事前には、石鹸と流水で手をしっかり洗います。

  • 調理器具の熱湯消毒
    ノロウイルスは85℃以上の熱に弱いため、調理器具や食器は熱湯で1分以上の消毒が有効です。

対応方法

  • 症状が出た場合
    感染が広がらないように、嘔吐物や排泄物の処理を慎重に行い、次亜塩素酸ナトリウムで消毒します。

  • 水分補給
    脱水症状を防ぐために経口補水液をこまめに摂取します。特に嘔吐や下痢が続く場合、脱水症状を防ぐことが最優先です。

消毒用の次亜塩素酸ナトリウムの作り方は、下記をクリックしてね!https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/iyaku/syoku-anzen/iken/dl/140304-s.pdf


肺炎(一般的な細菌性肺炎)

主な症状

  • 発熱
    37℃から38℃の微熱が持続する場合が多く、寒気や悪寒も感じられることがあります。

  • 咳や痰
    持続的な咳と痰が特徴で、特に痰が黄色や緑色を帯びることが多いです。

  • 呼吸困難
    重症化すると呼吸が苦しくなり、胸の痛みを伴うこともあります。

予防策

  • 肺炎球菌ワクチンの接種
    高齢者は肺炎のリスクが高いため、肺炎球菌ワクチンを接種することが推奨されます。

  • 口腔ケアの徹底
    口腔内の細菌が原因となることがあるため、食後に歯磨きやうがいで清潔を保ちましょう。

対応方法

  • 症状が出た場合
    医療機関で診断を受け、抗生物質での治療が必要になります。
    早期発見と早期治療が重要です。

  • 安静と水分補給
    発熱や倦怠感がある場合、体力を温存するために無理をせず安静にします。
    また、発汗や呼吸による水分損失が多いため、こまめに水分を補給しましょう。

水分補給は、日頃から習慣的に行うことが大切です。
分補給の大切さについては、下記の記事を参考にしてね!

※水分補給と栄養補給には、病院でも使用されている栄養補助食品の使用がおすすめ!



尿路感染症

主な症状

  • 排尿時の痛み
    尿路感染症は、排尿時に痛みや灼熱感を感じることが多く、頻尿になることもあります。

  • 下腹部の不快感や痛み
    下腹部に不快感や痛みが生じ、場合によっては微熱も伴います。

  • 尿の変化
    尿が濁っていたり、異臭がする場合もあります。

予防策

  • 水分摂取
    尿の量を増やし、膀胱内を洗い流すことで感染リスクを軽減します。
    高齢者は水分摂取が不十分になりがちなので、1日に1.5リットル以上の水を意識して飲むようにしましょう。

  • 排尿を我慢しない
    排尿を我慢することは尿路感染症のリスクを高めるため、尿意を感じたらすぐにトイレに行く習慣をつけましょう。

対応方法

  • 症状が出た場合
    医師に相談して抗生物質の治療を受けます。自宅では水分を十分に摂り、トイレを我慢せず、症状の緩和を図ります。

  • 排尿後の清潔を保つ
    特に排尿後のケアに注意し、尿道周辺の清潔を保ちます。

高齢者がかかりやすい病気については、下記の記事で詳しく解説しています。

※尿路感染症予防には、水分補給が重要です。経口補水液の使用も効果的!



まとめ:感染症対策を日常生活に取り入れよう

感染症予防は日々の習慣から始まります。

手洗い、消毒、換気などの基本を守ることが、家族全員を感染から守る大切なステップです。

高齢者がいる家庭では、特に注意が必要ですので、日常的な予防策に加え、感染症が発生した際の具体的な対応法も頭に入れておきましょう。

感染症は予防するだけでなく、早期発見と早期対応が重要です。

家族みんなで協力し合い、安心して暮らせる環境を整えましょう。

※仕事と介護を両立するための支援制度については、下記の記事で解説しています。

感染症予防だけでなく、介護予防も大切です。


それでは、今日はここまで!
最後まで読んでくれてありがとう〜!

今回の記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

ではまた、次の記事でお会いしましょう〜!

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