こんにちは!
今回のテーマは「高額療養費制度(こうがくりょうようひせいど)」です。
これは、病気やケガでたくさんの医療費がかかっていしまったときに家計を助けてくれるとても大切な制度です。
介護にも関係する医療制度で、知らないと大損しますよ〜笑
医療制度と聞くと難しく感じると思いますが大丈夫!わかりやすく解説するので、安心してくださいね!
1. 高額療養費制度ってなに?
高額療養費制度は、1カ月間の医療費(自分で払う分)が決まった金額(自己負担限度額)を超えたときに、超えた分のお金が戻ってくるという制度です。たとえば、家族が入院して高い医療費がかかってしまった場合、この制度を使うことで経済的な負担を軽減することができます。まるで、大きな支払いから私たちを守ってくれる盾のような存在ですね!
2. どんな医療費が対象になるの?
すべての医療費が高額療養費制度の対象になるわけではありません。
この制度で戻ってくるのは、次のような費用です:
- 病院や診療所での診療費
- 薬局での薬代
- 公的医療保険が適用される診療や治療の費用
しかし、次のような費用は対象外なので注意が必要です:
- 差額ベッド代(特別な個室を利用する場合の費用)
- レーシック手術やインプラントなどの自由診療
- 入院中の食事代
つまり、制度が適用されるかどうかは、支払う医療費の種類によって決まるんです。みなさんのお父さんやお母さんが病院に行くときには、どの費用が対象になるか確認すると安心ですね!
3. 自己負担限度額(じこふたんげんどがく)とは?
「自己負担限度額」とは、1カ月間で払わなければならない医療費の上限額のことです。この上限額は、年齢や所得(年収)によって異なります。たとえば、年収が高い家庭と低い家庭では、この限度額が違ってきます。
70歳以上の場合の自己負担限度額
所得区分 | 自己負担限度額 |
---|---|
現役並み所得者(年収約1,160万円以上) | 252,600円 + (総医療費 – 842,000円) × 1% |
現役並み所得者(年収約770万円~約1,160万円) | 167,400円 + (総医療費 – 558,000円) × 1% |
現役並み所得者(年収約370万円~約770万円) | 80,100円 + (総医療費 – 267,000円) × 1% |
一般(年収156万円~約370万円) | 18,000円(年間上限144,000円) |
住民税非課税世帯など | 8,000円 |
69歳以下の場合の自己負担限度額
所得区分 | 自己負担限度額 |
---|---|
年収約1,160万円以上 | 252,600円 + (総医療費 – 842,000円) × 1% |
年収約770万円~約1,160万円 | 167,400円 + (総医療費 – 558,000円) × 1% |
年収約370万円~約770万円 | 80,100円 + (総医療費 – 267,000円) × 1% |
年収約370万円未満 | 57,600円 |
住民税非課税者 | 35,400円 |
それぞれの家庭の収入や状況に応じて、この表を参考にしてみてください。
4. 制度の利用方法
さて、もし病院で高い医療費がかかってしまった場合、どうやって高額療養費制度を使えばいいのでしょうか?
利用するには、次の手順を踏む必要があります:
- 病院で診察を受けて、医療費を支払います。
- 自己負担限度額を超えた場合、公的医療保険に「高額療養費の支給申請」を行います。(申請の仕方は、健康保険の種類によって少し違いますので、加入している保険組合に確認してください)
- 申請後、審査が行われ、超えた分の医療費が戻ってきます。(この手続きには通常3カ月以上かかります)
5. 知っておくと便利な追加制度
実は、高額療養費制度をもっと便利に使うための追加制度もあります。
以下のようなオプションも検討してみてください:
- 限度額適用認定証:
事前に申請しておくことで、病院の窓口での支払いを自己負担限度額までに抑えることができます。これなら、最初から大きな額を支払わずに済みますね。 - 高額医療費貸付制度:
高額療養費が戻ってくるまでの間、公的医療保険から無利子でお金を借りることができます。急な出費で困ったときに役立ちます。 - 高額療養費受領委任払制度:
医療機関に直接、高額療養費を支払ってもらうことができ、患者の一時的な負担を軽減する制度です。
6. まとめ
高額療養費制度は、病気やケガで突然大きな医療費がかかってしまったときに、家族を助けてくれるとても重要な制度です。自分や家族の年齢や所得に合わせて、この制度を上手に利用することで、医療費の負担を減らすことができます。
少しでもこのブログがみなさんの不安を解消できたら嬉しいです!
それでは、今日はここまで!
最後まで読んでくれてありがとう〜!
じゃあ、またね〜!
おまけ
家族が病気や介護が必要な状態になると、どうしても気分が落ち込んでしまうよね。
でも大丈夫!一人で抱え込まず、いろんな制度やサービスを活用していこう!
元気で健康なうちに、人生を楽しんでいこうね!
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