こんにちは！
介護をする上で欠かせない「福祉用具」
今回は、
「福祉用具購入費制度」について、わかりやすく解説します。
この制度を活用することで、
介護の負担を軽減し、必要な用具をお得に購入することができます。
制度の内容や対象となる用具、購入の流れなどをわかりやすく解説するので、ぜひ最後までお付き合いください。
この記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
福祉用具購入費制度ってなに？
「福祉用具購入費制度」は、
要支援１・要支援２または要介護１〜５の認定を受けた方が対象の介護保険制度の一部です。
この制度を利用することで、主に入浴や排泄に使う福祉用具の購入費用の一部を介護保険でまかなうことができます。
✅対象者：
- 要支援１、要支援２
- 要介護1～要介護5
の認定を受けた方
この制度があれば、高額な福祉用具でも負担が軽減され、介護を受ける方の生活の質を向上させることができます。
※要介護認定については、下記の記事を参考にしてね！
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対象となる福祉用具
それでは、
具体的にどんな福祉用具がこの制度の対象なのか見ていきましょう。
以下の品目が「特定福祉用具」として購入費用の支給対象となります。
✅腰掛け便座（ポータブルトイレなど）
自宅でトイレを使うのが難しい方に最適です。
ポータブルトイレは、ベッドサイドや部屋のどこにでも設置でき、移動の負担が少なく済みます。
✅自動排泄処理装置の交換部品
自動で排泄物を処理してくれる機械があり、その交換部品が対象です。
この機器があると、トイレに行く手間が大幅に減り、介護者の負担も軽くなります。
✅入浴補助用具（入浴用の椅子や手すりなど）
お風呂に入るのが難しいと感じる方に、入浴用の椅子や手すりは心強い味方です。
これがあれば、安心してお風呂を楽しむことができ、転倒のリスクも減ります。
✅簡易浴槽
「お風呂は大好きだけど入るのが怖い」という方にぴったりの、簡単に設置できる浴槽です。
自宅でも手軽に入浴が可能で、心と体のリフレッシュができます。
✅移動用リフトのつり具部分
体の動きが制限されている方でも、このリフトで安全にベッドや車椅子への移動が可能です。
これによって、移動時の不安がぐっと軽くなります。
※わかりにくい方は、下記の画像も参考にしてね！
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下記の記事も参考にしてください！
購入費用はどうなるの？
福祉用具購入費制度を利用する際の費用支給について、以下のポイントを押さえておきましょう。
✅年間の上限額は10万円です。
✅購入費用の7割から9割が、介護保険でカバーされます。
※ただし、
一旦全額を支払い、その後、市町村に申請をして払い戻しを受ける償還払い方式となっています。
購入時の注意点
福祉用具を購入する際にはいくつかの重要なポイントがあります。
✅指定事業所で購入することが条件
福祉用具を購入する際は、都道府県の指定を受けた販売事業所から購入する必要があります。
どこでも購入できるわけではないので注意が必要です。
✅購入対象商品に限りあり
購入できる福祉用具は、公益財団法人テクノエイド協会が認定した商品に限られます。
必ず認定を受けた用具を選びましょう。
✅同一種目の福祉用具は再購入不可
例えば、すでにポータブルトイレを購入した場合、
※同じ商品を再度購入することは基本的にできません。
介護と仕事を両立するための支援制度は、下記の記事で詳しく解説しています。
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福祉用具購入の流れ
福祉用具を購入する手順は以下の通りです。
- ケアマネジャーや福祉用具専門相談員に相談
担当のケアマネジャーさんや専門の相談員に相談すると、利用者に合った用具を提案してくれます。 - 指定された事業所で購入
次に、都道府県の指定を受けた福祉用具販売事業所で用具を購入します。
この時点で、一旦全額を立て替えて支払う必要があります。 - 市町村役場に申請し、払い戻しを受ける
最後に、購入後に市町村役場に申請を行い、介護保険からの払い戻しを受けます。
※介護に関する相談窓口については、下記の記事で詳しく解説しています。
まとめ：福祉用具購入費制度を賢く使おう！
福祉用具購入費制度を活用することで、必要な福祉用具を比較的低コストで手に入れることができます。
特に、入浴や排泄に関する用具は、介護する側の負担を大幅に軽減し、利用者の生活の質を高めることができます。
※その他の制度や支援は、下記に記事を参考にしてね！
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おわりに…
もし何か疑問がある場合は、ケアマネジャーさんや地域の介護保険窓口に相談することをおすすめします。
専門家のサポートを受けながら、介護生活をより快適なものにしていきましょう！
それでは、今日はここまで！
最後まで読んでくれてありがとうございました！
今回の記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
ではまた、次の記事でお会いしましょう！
その他の介護に関する情報はこちら→https://wakariyasui-kaigo.blog/
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