【特養とは?】特別養護老人ホームの費用・入所基準・負担軽減までわかりやすく解説!

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こんにちは!

「おばあちゃんが骨折して入院。退院後、もう一人では生活できないって言われた…」

「仕事もあるし、家で介護するのは難しい…」

そんなとき、頼りになるのが

特別養護老人ホーム(通称:特養)」です。

この記事では、

特養がどんな施設なのか?
入所するにはどうしたらいいのか?
費用はどれくらいかかるのか?

など、よくある疑問をわかりやすく丁寧に解説していきます。


介護がはじめての方でもわかるように、わかりやすく解説しますので、ぜひ最後までお付き合いください。



特別養護老人ホームとは?

特別養護老人ホームとは、自宅での生活が難しくなった高齢者が、24時間体制で介護が受けられ、安心して暮らせる公的な介護施設です。

要介護認定で 「要介護3以上の方が対象」 で、入浴や食事、排泄など日常生活全般の支援を受けられます。

家族の介護負担が大きくなると、共倒れになってしまうこともあります。

そんなとき、特養のような施設に入所することで、高齢者本人も専門的なケアを受けられ、家族も心身の負担を軽くすることができます。

介護が必要になったら、最初に知ってほしいことがあります。


特養のしくみ

特別養護老人ホーム(特養)は、介護保険制度に基づく公的な施設です。

以下のようなサービスを提供しています。

✅24時間体制の介護(入浴、食事、排泄など)

✅健康管理

✅機能訓練(リハビリ)

✅看取りケア(人生の最期のときまで支える)

※居室のタイプは3つあります。

居室タイプ内容
多床室4人部屋など相部屋形式
従来型個室個室だが、設備はシンプル
ユニット型個室完全な個室+小規模ユニットの生活単位

※特養以外にも、様々な介護施設があります。
下記の記事で、種類や特徴、選び方などを詳しく解説しています。


特養の入所基準は?

原則として「要介護3」以上の認定を受けた方が対象です。

ただし、以下のような事情がある場合、「特例入所」が認められることもあります。

✅認知症があり在宅生活が困難

✅家族からの虐待がある

✅一人暮らしで支援がない

※特例入所の可否は、市区町村や施設の判断によります。





特養の費用はどれくらいかかるの?

実際にかかるお金は、「介護サービス費」と「居住費・食費・日常生活費」の3つに分かれます。

自己負担額の目安(1割負担・住民税課税世帯・月額)

居室タイプ要介護1要介護2要介護3要介護4要介護5
多床室97,167円99,770円101,960円104,060円106,130円
従来型個室107,150円109,250円111,440円113,540円115,610円
ユニット型個室134,630円136,730円138,980円141,110円143,180円

💡日常生活費(おやつ代・理美容費など)は別途11,000円程度かかります。

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低所得者には負担軽減制度があります

家計が苦しい方でも特養を利用できるよう、「補足給付」という負担軽減制度があります。

※負担段階別の居住費・食費(1ヶ月あたり)

利用者負担段階多床室従来型個室ユニット型個室食費
第1段階 (生活保護等0円11,400円26,400円9,000円
第2段階11,100円(370円×30日)14,700円39,300円11,700円
第3段階同上39,300円39,300円23,400円
第4段階
課税世帯
25,650円35,130円60,180円43,350円

✅段階は「収入・預貯金・扶養者の有無」によって決まります。

※低所得者には、下記の負担軽減制度もあります。


もっと負担が減る!「高額介護サービス費」制度

介護サービス費の自己負担額が、一定の上限を超えると、超えた分が戻ってくる制度です。

世帯の所得区分月額上限(1人)
一般(年金年収280万円未満)約18,000円
市民税非課税世帯約15,000円
生活保護受給者約15,000円以下

※下記の記事で詳しく解説しています。


高齢者にとっても、家族にとっても

「安心して生活を送れる場所」を確保することはとても大切です。

費用が心配な方も、負担軽減制度や高額介護サービス費制度を活用すれば、安心して利用できます。

※その他の介護サービス在宅サービス施設サービスの種類や特徴については、下記の記事で詳しく解説しています。


入所までの流れ

▶ STEP1:介護認定の申請(市区町村へ)

まずは介護認定を受け、「要介護3以上」であることを確認します。

▶ STEP2:特養に申し込み

希望する施設に申し込みをします。書類の準備や面談がある場合もあります。

▶ STEP3:空きが出るのを待つ

人気施設は数か月〜数年待つことも。申し込みは複数の施設にしておくと安心です。

▶ STEP4:入所決定・契約

入所の順番が来たら、正式な契約・入所が行われます。


※下記の記事で詳しく解説しています。

よくあるQ&A

Q1. 特養はすぐ入れますか?

→いいえ。申し込み後、すぐに入所できるとは限りません。待機者が多いため、申し込みはお早めに。

Q2. 2割負担・3割負担になるのはどんな人?

→年収が高い人(例:年金年収が320万円以上など)は、介護費用の自己負担が2〜3割になります。

Q3. 医療的ケア(胃ろう、吸引など)も対応してくれる?

→施設によって異なります。
対応可能な医療行為は、事前に確認しましょう。


まとめ

特別養護老人ホームは、介護が必要な高齢者が安心して暮らせる場所です。
入所には要介護3以上が原則ですが、特例もあります。

費用は居室の種類や所得で大きく異なりますが、補助制度を活用すれば安心して利用できます。

最後にもう一度、この記事で伝えたかったこと

✅特養は24時間介護のある公的施設

✅入所は要介護3以上が原則(特例あり)

✅費用は10万円前後から、軽減制度あり

✅入所には時間がかかることもあるので、早めに準備を

困ったときは、地域包括支援センターやケアマネジャーに相談を!

※地域包括支援センターについては、下記の記事で詳しく解説しています。


それでは、今日はここまで!
最後まで読んでくれてありがとう〜!

今回の記事が、少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

ではまた、次の記事でお会いしましょう〜!

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