こんにちは!今日は、おじいちゃんやおばあちゃん、もしかしたら自分の家族にも関係がある「要介護(ようかいご)」と「要支援(ようしえん)」について、やさしく説明します。
え?ちょっとむずかしそう?大丈夫!小学生でもわかるように、やさしく解説します!
1. 要介護・要支援ってなに?
まず、「要介護」と「要支援」は、体が弱くなったり、病気になったりして、自分で生活するのがむずかしくなった人が、どれくらい助けが必要かをあらわす言葉です。簡単に言うと、どれだけ「助けが必要か」を8つのレベルに分けているんだよ!
この8つのレベルはこうなっています:
- 自立(じりつ)— 助けはいらない!
- 要支援1 — 少しだけ助けが必要
- 要支援2 — もうちょっと助けが必要
- 要介護1 — だんだんと助けがもっと必要
- 要介護2 — さらに助けが必要
- 要介護3 — もっともっと助けが必要
- 要介護4 — かなり助けが必要
- 要介護5 — とてもたくさんの助けが必要
どんどん数字が大きくなるほど、たくさんの助けが必要ってことなんだ。まるでゲームのレベルみたいだね!
2. 「要支援」と「要介護」の違いって?
日常生活の自立度(じりつど)
- 要支援: 「要支援」は、日常生活(たとえば食事や着替え)は基本的に自分でできるけど、ちょっとした助けがあると助かるというレベルです。たとえば、お買い物に行くときに荷物を持ってもらうとかね。
- 要介護: 「要介護」は、もっとたくさんの助けが必要な状態。たとえば、お風呂に入るときやご飯を食べるときなど、いろいろな場面で介護(かいご)が必要になります。
認知機能(にんちきのう)
これは、物事を考えたり覚えたりする力のことです。
- 要支援: 「要支援」の人は、認知機能はまだしっかりしていることが多いです。でも、ちょっと忘れっぽくなったりすることもあるかもしれません。
- 要介護: 「要介護」の人は、認知機能が少しずつ低下していくことが多いです。たとえば、どこに物を置いたか忘れてしまったり、時間の感覚がなくなったりします。
介護にかかる時間
「介護にかかる時間」って、助けをするのにどれくらい時間がかかるかということです。
- 要支援1: 25分以上32分未満
- 要支援2: 32分以上50分未満
- 要介護1〜5: 50分以上(数字が大きくなるほどもっと時間がかかる)
要するに、「要支援」より「要介護」のほうが、助けるのに時間がかかるんだね!
3. 各区分の特徴を見てみよう!
要支援1
- 日常生活は自分でできるけど、ちょっとした動作(たとえば階段を上がるとか)は助けが必要だよ。
要支援2
- 筋力(きんりょく)が弱くなっていて、歩いたり立ち上がったりするのがちょっと不安定(ふあんてい)。要介護状態になるかもしれないよ。
要介護1
- 立ち上がるのに助けが必要だったり、軽い認知機能の低下が見られることがあるよ。
要介護2〜5
- 数字が大きくなるほど、日常生活での助けがどんどん増えていく。要介護5になると、ほとんどのことに助けが必要になってくるよ。
まとめ
「要介護」や「要支援」は、どれだけの助けが必要かをあらわす大切な言葉なんだね。
認定を受けることで、介護保険を使って介護サービスを利用できるようになるよ!
正しい区分に合わせたサポートを受けることが大事だから、もし家族に介護が必要な人がいたら、ちゃんとした認定を受けるようにしよう!
これで「要介護」と「要支援」の違いがわかったかな?
自分達の負担を減らして、おじいちゃんやおばあちゃんも元気に生活できるといいね!
ではまたね!